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四国旅行

2005年11月27日 22:30 | com: 0 | tb: 0

学園祭休みの後半を利用して、四国旅行に出掛けた。
というのは愛媛大学に高校の友人がいたことと、四国へ上陸したことがなかったことが理由にある。どんな所なのかは検討がつかなかったが、夏目漱石の坊ちゃんの舞台が松山ということで、以前読んだ文庫を取り出して再読するという準備もした。

今回訪れたのは愛媛県と高知県の2つ。

松山は四国一の街と聞いていた。松山の街はその中心に松山城がそびえ立ち、その周辺に街がつくられている。有名な道後温泉は湯船が少し深くゆったりと浸かっていられないことには疑問が残ったが、観光客はもちろん、地元の人々にも愛されていることが伝わってきた。友人と彼の研究室の教授と僕の3人で温泉に出掛けるというユニークなシチュエーションだったが、このようなことができる寛容さを街が作り出しているのかもしれない。
そして松山は単独である程度の機能を備えているという魅力がある。ここでいう機能とはライフスタイルを育むものであり、赤ん坊から老人までが楽しめる空間を提供するという意味である。身近な距離で事足りるというのは行動範囲を狭め画一化をもたらすという一般的な弊害もあるが、松山の街には人と人との関係を密にし、循環させる力があるように感じた。

高知では桂浜と四万十川を目的に訪れた。桂浜は太平洋を一望できるところにあり、かの坂本龍馬もこの地で日本の行く末を見据えていたのだろう。水平線の向こう側にまだ見ぬ地を思い描いて世界を感じていたことが想像される。
四万十川は中流でも大きな流れをつくっていて、大きな魚の姿を見ることができた。川の魅力もさることながら、周りの自然の大きさにも感嘆した。というのはセイセイとかフォーとか叫んでいると、その声が山々をとーんとーんと超えていくように聞こえてくる。山彦が返ってくるのとは少し違って、声が増幅されて向こう側に伝わっていくような感覚は今までに感じたことがなかった。

総括をすると、四国は日本という島国の中に存在する島といってもよいのかもしれないが、想像以上に大きな土地をもっていた。移動には相当に時間を要した。松山から高知市までは3時間ほど、高知市から四万十川のある四万十市までも3時間、そこから松山まで戻ってくるのも4時間ほど。高速道が十分に整備されていないこともあるが、実際に車で走行してみての感覚は四国の豊かさを感じるものであった。
次回は香川県や徳島県にも足を運んでみたいものだ。日本にはまだまだたくさんの魅力が隠されている。

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今回の旅行にはatourを利用した。往復の航空券と一泊の宿泊がついてきて格安で旅行ができる。

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