Guadalajara
2004年12月16日 13:39 | com: 1 | tb: 4

11月17日
グアダラハラには夕方到着した。
バスターミナルは今までのところよりもはるかに大きくて交通の要であることがわかる。
すぐにセントロ行きのバスに乗ってカテドラルの近くで降りる。

最近できたというユースホステルに宿泊することに決め、夜の街を散歩することにする。グアダラハラは人口は多いが案外静かな環境が整っているように見えた。大通りの人の数は多いものの少し脇道にそれれば小さな明かりがぽつりとしているものが多い。メキシコシティには感じられた危険な雰囲気がほとんどないような気がしてきた。
ユースに戻り、翌日テキーラ村に行きたいことを告げると管理人のペドロが3人以上の参加者が必要だと言う。合部屋になったNYのケンゴさんとイングランドのジェームスを説得し、なんとか参加できる手はずは整った。
ユースは比較的新しいはずなのにシャワーから湯が出なくて困った。寒いシャワーを浴びていると疲れが全く取れない。後から入ったケンゴさんは粘って待つとアツアツなのが出るよと言っていたがどこまで待てばよいのだろう。
11月18日
朝は8時頃起床。
ロビーでは朝食をとる宿泊者の姿がちらほら見える。すると管理人のリンが話しかけてきて、これからヨガを一緒にしないかと誘われた。少し面倒だなと思いながらも断る理由もない。もう一人女性を加え、3人で一枚のマットを引いて始める。基本はリラックスすることだ。そして呼吸を大切にする。お香を焚いて雰囲気をつくり、リンの指示通りに体を動かす。すると、起きたての堅い体が熱を帯びてほぐれてくる。徐々に稼動範囲が広がり生き生きとしてくる。ヨガに限ったことではないだろうが、朝のスタートにはちょうどいいエクササイズになった。
昼前にペドロ、ケンゴさん、ジェームスと僕の4人でユースを出発し、近くのバスターミナルへ歩いていく。今回のテキーラツアーは200ペソで参加した。自分でバスを探し、村でガイドを依頼する方法もあると聞いたが、時間や手間のことを考えれば手っ取り早く、しかも安いということが決めてになった。2時間ほどバスで移動すると遂に念願のテキーラ村へ到着した。
しばらくするとガイドのサリーがやってきて、まずは昔のテキーラ工場を案内してくれるという。



テキーラはアガベと呼ばれるアロエのような植物から作られる。地中に埋まっているパイナップルのような形のものを茹で、石のローラーで潰す。そうして滲み出てきた液体を樽に移す。そこでしばらく放置して発酵させた後、機械に移して蒸留させることによって私たちが飲んでいるテキーラの原液が完成するという。
その後は現在の農場と工場を見学をしに車に乗って出掛ける。COFRADIAと呼ばれる工場へ着くとテキーラの歴史や博物館を案内される。工場に入るとテキーラの匂いが充満していてそこにいるだけでほろ酔い気分になってきそうだ。先ほど訪れた工場とは違い、現在は大規模生産を行うために自動的にテキーラが作られる仕組みが出来上がっている。一通り見学した後、待ちに待ったテキーラの試飲が始まった。

3ヶ月モノ、11ヶ月モノ、3年モノの3種類を飲み比べたがやはり3年モノがまろやかで一番良い味をしていた。調子に乗って何杯も乾杯してしまったので昼間にも関わらずくらくらしていた。お土産に11ヶ月モノのテキーラを買って村へと戻る。簡単な食事をいただいて、グアダラハラへ帰るバスを待つ間、村のバーでもテキーラを飲んでみることに。結局バーでは20ペソのチップだけで何杯もマルガリータをいただいてしまった。少し悪いなと思いつつもメキシコ人の心意気に感謝する。
そうして岐路のバス内では気持ちよさと疲れが出てぐっすり眠る。テキーラ村へ行くことができ満足した一日だった。
11月19日
ユースを10時くらいに出発して、グアダラハラ市街を観光することにした。カテドラル周辺は建物が綺麗なことと広場や公園施設があるために落ち着いた雰囲気になっている。そこから東へ向かっていくとユネスコの世界文化遺産に登録されているオスピシオ・カバーニャスがある。それほど興味はないのだが、これといってすることもないので退屈しのぎに入ってみる。

入り口を入るとスペインがメキシコを侵略した様子を描いた壁画がすぐに眼前に入ってくる。機械のように無機質なものとして描かれたスペイン兵がメキシコを食い蝕んでいく画を見ていると当時の残虐な様子が浮かんでくる。その他、キリスト教関連の絵画などが展示されており、規模も大きいために全てを鑑賞するには少々体力が必要である。
夕方、大学の友達である大村くんに紹介されていたリサさんとカテドラルの前で待ち合わせる。実は前日の夕方に会うつもりであったが、テキーラ村から帰ってくる時間が予想以上に遅れてしまったために、この日に変更していた。前日に迷惑をかけてしまったので、何とか気分を盛り上げなければ申し訳ない。17時すぎに彼女はやってきた。パーカーにジーンズとスニーカー、ポーチを腰にぶら下げてカジュアルな雰囲気の彼女はキュートだった。電話でしかコミュニケーションしていなかったが、関西系だったのですぐに打ち解けた。そしてもう一人大学の友達のアンヘルくんという男の子がやってくるまで、前日は失礼しましたといったことを話していた。
3人が合流して、市場を案内してもらう。話によると市場で買えないものはないというくらいモノが充実しているという。メキシコの音楽がほしかったのでそれを目当てに細い通路を人を掻き分けながら進む。ここではマリアッチのCDを2枚と流行っているらしいルイスミゲルのCDを買った。この音楽はどういうのかと考えながら、店のおじさんに音楽を流してもらい、これはいいとかちょっと気に入らないなどと話しているだけで楽しい気分になれる。こういった余裕のあるコミュニケーションもいいのかもしれない。
その後、夕食を食べるためにアンヘルくんの車に乗り、馴染みの店に連れていってもらう。

まずカフェ・デ・オーチョと呼ばれるお米から作られる飲み物を頼む。これは白く濁っているのだが、べっとりするというものでもなく、意外とあっさりしていて飲みやすい。メキシコでは多くの人が飲んでいるのだそう。ここではチーズ入りのタコスが美味しいということで、アツアツのものをすぐに召し上がる。舌の上でチーズがとろけてきて、肉と絡んだ旨みがじわっと口の中に広がる感覚。
腹を満たした後は、バンドによる生演奏が聴けるというバーで飲もうということで移動する。バーは若者が集まっていて活気のある様子。これは日本でもありそうだが、どことなく薄暗く妖艶な雰囲気である。店のお姉さんがセクシーな洋服を着ていたこともあるが、基本的に開放感に満ち溢れていて、店も客もバーでの振舞い方を心得ているような気がする。アルコールを飲むことで得られる開放感を分かった上で十分に楽しむという方法を知っているということだ。僕たち3人はリサを通訳にしてもらって会話をして過ごした。大半がアンヘルくんの熱い思いについてだったのだが。
実はこの晩にアメリカとの国境の街であるティファナまで行くバスに乗ろうと思っていたが、この場を離れたくないという気持ちが上まって残ることにした。次の日の朝バスターミナルへ向かうことにして、この日は急遽アンヘルくんの家に泊まらせてもらうことになった。
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Comments
Hola* como estas*
テキーラ工場わたしもいったよ* 同じところの写真があって、びっくり嬉しや。おなじくマルガリータを飲み、テキーラの臭いにつつまれながら、アガベの畑をみまわして。メキシコ日記たのしみにしてまーす。merry christmas* それではよいクリスマスを*
投稿者 mamico : 2004年12月24日 02:25
