MEXICO - city
2004年11月26日 12:39 | com: 5 | tb: 1

11月12日
日本から飛行機を乗り継いでおよそ15時間のフライト。
やはりメキシコの大地は遠かった。
シティに着いたのは19:30だったので今夜泊まる宿を探さなくてはならない。夜着くこととメキシコという未開拓の地ということもあって、友人から出発前に宿の予約を勧められていたが、面倒という理由で何も準備しなかった。しかし今夜の宿は必ず確保しなくてはならないので、空港でテレホンカード50ペソ分を2枚購入し宿へ電話をすると意外にもあっさりと確保できた。
おそらく11月というオフシーズンということで宿にも空きがあったのだろうが、ここで忠告しておきたいことはやはり1日目の宿だけはきちんと予約を入れておくべきだということだ。メキシコの中でもシティの治安は抜群に悪く、特に早朝と深夜の地下鉄は危険であり、空港から宿まで移動するのに地下鉄を利用したが、バックパックを背負うという明らかに旅行者ということをアピールしているのと日本人という顔の特徴が目立っていることもあって、非常にするどい視線を向けられてしまう。スリにも注意しなければならないが、あからさまに集団で囲んで恐喝をするということが実際に起こっており、僕が着いた日から2週間の期間に少なくとも2人の日本人が恐喝に遭遇し銃で撃たれたということもあったようだ。対策としては単独で行動しないこと、早朝・深夜の乗車は避けること、人ごみの車両に乗らない、金を要求されたら素直に渡してしまうということらしい。旅行者にとって金は生命線であるため、盗られてもいいような予備の財布を用意しておくこと、切符を購入するときに金額の大きな紙幣で買わないということも考えられる。
いづれにしても日本人の平均的な考え方が全く通用しない国であるのでこれから旅行を考えている方は気をつけていただきたい。
ここで後日電話の掛け方について困ってしまったことがあったので、メキシコの公衆電話から電話を掛けるときの注意点を挙げておく。メキシコでは市内と市外、宅電と携帯という2×2の組み合わせで4通りのコールの仕方がある。
例えばシティにある電話番号(55)1234-5678に掛けたいとき。
ここでの(55)はシティの市外局番にあたるもので1234-5678は固有の番号である。
市内からだと 1234-5678
市外からだと 01-55-1234-5678
とコールしなければならない。
市外から掛けるときは番号の前に01を押し、市外局番から全て入力しなければならない。
一方、公衆電話からメキシコ第2の都市グアダラハラの携帯電話番号(33)1234-5678に掛けたいとき。
市内からだと 044-33-1234-5678
市外からだと 01-33-1234-5678
とコールしなければならない。
原則、携帯には頭に044を付けなければならないのだが、市外から掛けるときは宅電と同じように01から始めなければならず、僕はこの点においてしばらく方法がわからず迷惑をかけてしまうことがあった。少々ややこしいがしっかりと覚えておきたいところだ。
さて、空港から宿へは地下鉄で。
空港最寄の駅はパンティトランで、到着口から向かって左側に折れまっすぐ行くと駅の入り口が見えてくる。ここから5号線に乗りラ ラサという駅で3号線に乗り換えイダルゴ駅で降りる。途中のラ ラサの乗り換え通路では胎児の成長の様子が描かれた写真や動物の写真などが飾ってあり、暗い通路の中光っていたのが印象的だった。地下鉄は一回2ペソでどこまでへも乗れる。約20円という料金を考えるとやはり日本の交通費の高さが気になってしまう。これまでいくつかの国を見てきたが基本的に日本以外は交通費が安く、単に外国の物価が低いということではなく、市民の移動の手段であるものは価格が低く設定されていると思う。シティの地下鉄は改札で切符を入れたら戻ってこないシステムで、出るときはそのまま出ることができるので途中で切符をなくしてしまうことがない。

イダルゴ駅に到着後、宿へ向かう途中でラテン音楽が聞こえてきたので心躍る状態になった。また、とあるBarではゆるやかな生演奏の中で男女のペアが踊っていたので行ってみたいと思わせた。
シティで泊まることになったサンフェルナンド館は松原さんという方がオーナーをしていて、日本人専用のホテルである。ドミトリーが一晩7ドル、個室が一晩12ドルと落ち着ける雰囲気と居心地を考えると非常に安い。到着すると滞在者たちで料理を食べるというのでご一緒させてもらった。長期滞在の方は久しぶりの日本食ということで喜んでいたが、自分としてはメキシコ初日というのに日本食を食べるということになってしまった。ご飯に肉じゃがに鮭にサラダという組み合わせ。シティに関する情報を得て今夜は寝ておく。
11月13日
サンフェルナンド館は朝食付きである。パンにバナナ、セルフサービスのコーヒーを戴いて出掛ける準備をする。
今日はアステカ文明の遺跡であるテオティワカンを見に行くためにシティの北バスターミナルへ。バスターミナルは地下鉄の駅に隣接しており見つけるのに全く苦労はかからなかった。まずはテオティワカン行きのバスチケットを購入しなければならなかったが、各バス会社が並んでいるためにどこで買えばいいのか探すのに苦労した。

テオティワカン行きのチケット売り場は入り口から向かって左側の8番ゲート付近にある。バスは頻繁に運行されているので待ち時間は少ししかなく、乗車時間も1時間ほどなので寝ることもなく到着。

バスを降りると入場券売り場前で降りたのでチケットを買い入場する。テオティワカンは太陽と月のピラミッドが見所である。また死の道と呼ばれる長さ2kmにも及ぶ道は照りつける太陽の下を歩いていると非常に長いものに感じた。

このときは気づかなかったのだが、太陽のピラミッドの頂上には黒い石が埋め込んであり、それを触ると願いが叶うという。どうも空のほうに注目がいってしまい全く気づかないままあとにしてしまった。死の道が長いこともあって見終わるまでに3時間ほどかかっていた。昼過ぎに到着したのだが、遺跡の中には飲食店がないために15時過ぎまで空腹のまま見学。先に食料を詰め込んでおくことをおすすめしたい。
シティに帰ってきてマリアッチが集まるガルバルディ広場を見学に行く。ある程度予想はしていたが本当に中年のおっさんたちが集まって楽器を奏でていた。赤ちゃんを連れた夫婦向けの音楽を聴いているとこういう行為が自然と行われていることに嬉しくなった。しばらく様子を伺っていると時間は何時かと尋ねられた。ちょうど20時ですね。ありがとう、旅行者のようだけどどこから来たの。これからはどこへ行くつもりなの。今流れている音楽は有名な曲で好きなんだ。などとたわいもない話をしていたら、実は自分はゲイだと告白する。ミュージシャンの彼を待っているのだが22時とか23時にならないと仕事が終わらないので待っていると言う。ただ彼がやってくるという保証はなく、仲間と飲みに出掛けてしまうかもしれない。でも僕はこうやって待っている時間が好きなんだと言っていた。別れ際にこんなに話を聞いてくれて君はいい奴だねということでサヨナラをする。
夜は飲みたいと思い、宿の近くのbarに出掛けた。昨晩はラテン調の曲に合わせてカップルがダンスをしていたのだが、今晩はロック中心のレパートリーでセルベッサ(ビール)やカクテルを飲む。周りを観察すれば静かに仲間と飲んでいる人もいれば音楽に合わせてノリノリになっている連中もいて楽しい雰囲気だ。セルベッサにライムを絞るだけで美味しくなる。日本でも基本でライムを添えてくれたらいいのに。
11月14日
昼間は市内観光。

三文化広場は教会と遺跡と新興住宅地の三つが集まった地域のことである。ふらりと立ち寄ると民族衣装を着た人々が楽器を鳴らしてお祭りのような騒ぎをしていた。何のために踊り狂っているのかと観察していたら、イエスやマリアののぼりを掲げていたためにキリスト教関連なのだと分かった。しかし民族的なものとキリスト教の組み合わせが浸透していることからある種の疑問を持つ。
その後シティの中心地であるソカロへ移動しぶらぶらする。日曜の昼間ということもあって人の数が多い。人混みが嫌いなのでそそくさと建築物の様子を観察してぐるっと廻る。あちこちで露店が開かれていたが立ち止まって見るほどのものはない。衣料品や音楽CD、雑貨など取り扱い商品は多いが、メキシコの人々はこういったものを買いにくるのが楽しいだろうか。

夕方、市内の南西方向にあるコロッセオへ闘牛を見に出掛ける。地下鉄の駅から少し離れたところにあるためもの静かな環境であったが、会場の中は大きな歓声と熱気で一杯だった。マタドールの華麗な技には惜しみない拍手と賛美が送られる一方、惨めな姿を曝してしまうと一気にブーイングを浴びせられる。そういった評価に関して観衆はシビアだ。牛に身体を押し上げられ叩きつけられたマタドールはぴくりとも動かなかった。すぐさま応援部隊が駆けつけ、牛の注意を惹くことによってそのマタドールは救出されたが、復活して牛に止めを刺しても彼はブーイングを浴びることを避けられなかった。闘牛は1対1で戦うことに魅力を感じるわけなのに、人間は牛と違って命を守る術を擁していることに都合の良さが表れている。30分に一頭のペースで牛が殺害されていた。

シティ最後の夜はやはり踊りたいと思い宿近辺のクラブを探す。メキシコの社交の場はサロンともいうらしい。それほど遅い時間ではなかったが22時で終わりといわれびっくりしてしまった。金曜の夜は長く営業しているが日曜は意外と早く閉まってしまうのだろうか。シティはメキシコの首都であるにも関わらず店閉まいの時間帯が早い。夜は治安が悪いということもあって22時を過ぎると人通りが目に見えて少なくなる。少々納得がいかずうなだれていたが、ガルバルディ広場付近では踊れる店がまだ営業していると聞き、早速移動する。広場に面していたRestaurant Los MARIACHISにて最後の夜を楽しむことにした。店に入ってテーブルにつくと向こうから男がやってくる。どこから来たんだ。オレはロサンゼルスに住んでいるけど今バケーションでメキシコに帰ってきているんだ。と挨拶される。何故気に入られたかわからないが彼のテーブルに席を移し世間話をする。世間話とは大抵女の子についてであり、女は好きか、メキシコのはいいのかとかそういった感じだ。僕らは生演奏のもとでメキシコ女性と踊る。言葉は通じないが踊りには全く関係ない。一通り楽しんだ後、彼に家に遊びに来ないかと誘われたが断り、ほろ酔いの中ホテルへと帰った。
TO MEXICO
2004年11月06日 06:38 | com: 2 | tb: 0
来週からメキシコへ行こうと思い、やっとチケットの予約を果たす。
12日から24日まで贅沢な時間を過ごそうかと。
目下の楽しみは
メキシコ料理、音楽、クラブ、遺跡、バスの旅。
東京からロサンゼルスを経由してメキシコシティまで
メキシコシティからロサンゼルスは陸路で行って
ロサンゼルスから東京へ戻るという流れ。
航空券はいつもお世話になっているトラベルコちゃんで54000円で購入。
メキシコシティ-ロサンゼルス間を乗らないことにしたら66000円から12000円も割り引いてもらえた。
心配といえば、メキシコシティからロサンゼルスまでの陸路の長旅でエコノミー症候群にならないようにしたいってことかな。
