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69 sixty nine

2004年07月11日 23:10 | com: 1 | tb: 7

村上龍原作の映画化。
公開日当日、レイトショーで観ることにした。

この作品が今公開されることには何らかの必然性があったのかもしれない。
1969年を生きた青年の姿は現代の青年にはどのように映るのだろうか。いや、青年だけではなく全ての男たちには。
恐らく劇場に足を運んだ人は展開の小気味良さに笑っていたが、それ以上のものを感じていたはずだ。それは何らかの危機感かもしれないし、懐かしさかもしれない。だが、含まれていた意図には強制力は存在せず、むしろ個人の解釈と選択に委ねられるものである。
では、自分はどうするのか。避けようのないテーマだ。

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Comments

芥川賞作家・村上龍の100万部ベストセラー小説『69 シクスティナイン』が映画化される。1969年の長崎・佐世保を舞台にしたヤンチャな高校生たちの青春グラフティ。1984年の小説発表以来、多くのテレビ局や映画会社が映像化を熱望したが、原作者はこの自伝的ストーリーのそれにOKを出さなかった。今回、映画『GO』で数々の賞を受賞した人気脚本家・宮藤官九郎のシナリオと、万全のスタッフ、キャストを配したことから、遂に完全映画化の道が開かれた。
1969(昭和44)年、世はモーレツ時代。翌年には70年安保、大阪万博を控えていた。経済大国への道を突き進む日本人はエコノミックアニマルと呼ばれた。東大は安田講堂で学生と機動隊による攻防戦を繰り広げ、入学試験を中止した。東名高速道路が開通、アポロ11号の月面着陸が成功した。
学生たちの間では漫画ブームが起き始め、女性のファッションはミニスカートにかわってパンタロンが流行に。“あっと驚くタメゴロー”“ニャロメ”が流行語になり、巷にはGSブームとともに岸洋子の『希望』、森進一の『港町ブルース』が流れた。映画はアニメ『長靴をはいた猫』(東映)、『風林火山』(東宝)、『男はつらいよ』(松竹)などがヒット。
洋画は『ローズマリーの赤ちゃん』『おかしな二人』『真夜中のカウボーイ』などが上映された。
つまり、映画『69 sixty nine』は「ビートルズはホワイトアルバムとイエローサブマリンとアビーロードを発表し、ローリング・ストーンズは最高のシングル『ホンキー・トンク・ウイメン』をリリースし、髪の長い、ヒッピーと呼ばれる人々がいて、愛と平和を訴えていた。パリではドゴールが退陣した。ベトナムでは戦争が続いていた。女子高生はタンポンではなく生理綿を使用していた」(原作より)、そんな年のお話。“モノはなかったが、希望があった”若者たちのバイタリティあふれる姿を笑いとペーソスでくるんだ直球の青春ストーリーが展開する。キャストは、主演のケン役に妻夫木聡、その仲間のアダマ役を安藤政信、イワセ
役に現役高校生の金井勇太。ヒロインの松井和子役は、高校生カリスマモデルの 太田莉菜が抜擢され、スクリーン・デビューを飾る。ケンの両親に柴田恭兵、原日出子のほか、岸部一徳、嶋田久作、水川あさみらが出演する。

投稿者 Jack Collins : 2004年10月14日 19:16